姉妹と書いて「スール」と読むきん!

6/28に発売になっていたのに今の今まで買い忘れておりました。実は発売されてるの知ったのは今日という。信者失格です。
早速読了したんだけど、3ヶ月に1冊の刊行ペースはやっぱ早いよなw


内容は、雑誌Cobaltに過去掲載された番外編を集めたものに、つなぎの部分の書き下ろしを加えた“短編集”のような形なので、本筋の進展は無い。祐巳瞳子のその後がすごい気になっているというのに。
番外編はメインキャラ以外のリリアン女学園生徒、いわゆる“並薔薇”さんたちの話が大半を占めていて、いつもとはまた違うリリアンの顔が見れるのが楽しい。(我らがロサ・カツーラは書き下ろしパートで無事登場)
雑誌Cobaltマリみて読者以外の人も読むので、そういう人たちの目にも留まるようにややインパクトの強い話が多い気が。妹がいるのに他の後輩に手を出しちゃったり、姉妹の間に割って入って破局させちゃったりと、番外編では乙女たちの黒い部分が見受けられる(笑)
勿論そんな真っ黒い話ばかりでなく、神の奇跡とか妖精とかを話題にした、本編では見られないような神秘的な話もあるけどね。普段Cobaltは読んでないので、こういう機会じゃないと短編読めないから助かる。
兎にも角にも、1年生だった頃の令の挿絵は可愛かった。