俯瞰風景 かはくの舘


時刻はA.M.10:00。西郷どんが愛犬と共に暖かい視線で見下ろす上野公園に到着。
不忍口から出てしまい無駄にタイムロスしたことは置いといて、平日の朝なのに人大杉だろ。社会科見学の小中学生とかわんさか居て軽くカルチャーショック。さっすが都会、舐めてたぜ。。。しかしこれだけ人が居れば博物館のチケット売り場は混んでるはず。前もって上野駅で入場券買ってきた我らは勝ち組みだ!と勇んでいたら…売り場、人いねー!。わざわざ駅員さんに頼んで改札内に入れてもらったのにorz 早々に出鼻を挫かれた我々はそれでもテンションを上げて館内に進入するのだった。

外にはいなかったのに館内はけっこーな賑わい。一行は今年新装した「新館」に足を進める。(本館工事中だからここしか向かうとこがないのである)

↑展示品を見るオデュロン氏(プライバシー保護の為一部画像を加工してます)
管理人は毎年1回は「かはく」(国立科学博物館)を訪れるのですが新装した新館は今回が初体験。ノってるオデュロン氏に絡みつつ、新しく並べられた展示物を眺めてました。中には一般公開の終わった新宿分館から引っ越してきたものもありました。動くものよりも動かないものの方が自分に何かを語りかけてくるような気がするから博物館はやめられない。

新館を廻り終えて飯を食ってからの後半戦。一路、本日のメインである特別展『恐竜博2005』へ。

これが展示品の目玉であるティラノサウルス『スー』。これほど保存状態の良いティラノサウルスの化石は滅多になく凄いらしい。『スー』という名は第一発見者の名前からとったそうなのだが、釣りバカ日誌のスーさんじゃないので注意。発見した女性の愛称「Sue」が正解です。本名はSusanかSusanna(h)だな。
戯言はさておき、恐竜から鳥類へと進化していく過渡の恐竜(化石)を見たのは初めて。身体が毛で覆われてる恐竜がいたとはなぁ。しかもそれがT-Rexみたいに巨大化するか、小型化し羽根を得るかという風に系統別に進化してきたというのがこれまた非常に感慨深い。恐竜も1億年と5千年前から空に思いを馳せていたんだね。


P.S.「翼竜の化石を見たとき、なんだか胸が熱くなった」