Character material

TYPE-MOONコミケ70で出してた本、奈々ライブの時間つぶしに読んでた本。ここで中身をにょろっと紹介。
名前は出てきてるけど絵がなかったキャラ、きのこの脳内にだけあって未公開だったキャラのデザインが集まった資料本。書下ろしからどうかは知らないけど、話も載ってる。
何を目当てでこれを買ったのかといえば、それは原作Fateの旧セイバー&旧主人公の2人でしょう。知ってる人は多々いると思うけど、原作Fateだとセイバーと主人公の性別は逆で、セイバー♂で主人公♀になってる。
こっちの方がいたって普通なんだけど、武内崇的には反対でやりたかったらしい。これにより“アーサー王が女”っていう無茶な設定になったわけだけど、今となっては反対で良かったと思う。
で、男な旧セイバー。顔はほぼ金髪我様と同じ。なんか、旧セイバーの黒化版として考えられていたものがギルガメッシュの基になったそうで、似ているのも納得。でも旧セイバーの目の色は翠で、表情はどことなくアーチャー(エミヤ)っぽい。また、鎧は少しくすんだ銀色で肩まで覆ってある形状で、武器はもちろん不可視の聖剣エクスカリバーアホ毛はこちらでも健在である。
女な旧主人公、名前は沙条綾香、眼鏡っ子である。コンプレックスの集合体であり、いつもツンツンドキドキしているらしい。髪は黒で長さは肩まで、両儀式っぽいが、彼女より整えられている印象がある。魔術師というより魔女、呪術師といった類であり、陰性の魔術を扱っていたが失敗ばかり。旧セイバーから“君に嫌がらせは似合わない”とつっこまれ、嫌々ながらもウィッチクラフトからフォーマルクラフトへと魔術を切り替えてからは・・・。
この“素直になれない天才少女と年上の青年”という関係性は、Fate/stay nightの凛とアーチャーとして復活したっていうのは、いちいち説明しなくても分かることだろう。


気になるTYPE-MOONの次回作。『月姫2』,『DDD』,『the dark six(仮名)』ときのこ氏の脳内ではいろんな物語が展開しているらしいんだけど、多分どれでもない。ホント、これらは脳内だけで終わりそう。惜しいけど。
この本からでは、次に何が来るかは分からないね。ただただ期待して待つのみ。