死徒、再び―

ヒートシティの余韻が未だ冷め遣らない本日。朝から同行しなかったクラスメイトを含めて昨日の武勇伝について語り合う。とある雑誌によると、今、男子校は「萌えブーム」が到来中とのことでw そりゃそうだよな。此処にいない「女性」という存在を求める先が三次元であるか、二次元であるかは各々の自由なわけだ。女子の冷めた眼を気にしないでハァハァできる男子校はまさにパラダイスです。通っている人間が言うのだから説得力あるでしょ。それに、どっちがいいかなんて言いきれないよ!だって、二次元の変態はキモがられるだけだけど、三次元変態はもいかしたらタイーホされるんだよ!。どんなヤヴァいこと考えてたってこの国では憲法に護られるけど、痴漢・セクハラ等の猥褻行為は「ダメ、ゼッタイ。」おい聞いてるか、そこのミラーマン


我が校では、一般生徒にアレゲな知識を植え付け自らの同士にしていく者を、俺らは「真祖」と呼ぶのです。各学年に最低1人はいて、クラスの垣根を越えて死徒を増やしつづける― 運動部一つが飲み込まれたケースだってあります。「ヒッジョーに危険です!」(テレンス・リー曰わく)
その部に所属している同士の1人「K」(×イニシャル)もそうでした。高1の頃のオタクを疎遠していた態度は今ではどこえやら。自らアキバ入りを打診してくるまでの器に成長しました(彼が二代目「王子」である。) そんな彼のロッカーは既に神が祀られる「祭壇」の如く。「デジキャラット」のシールが上からフックで吊るされ、多数のマンガ本が立てられている中「ひぐらしのなく頃に」の捜査ファイルが顔を覗かせ、その前方には「ハッピー☆マテリアル5月Ver.」が封も切られずに置かれており、神々しいまでの輝きを放ってます。登校したら毎朝礼拝しましょう、いやしないといけません。Suiginは明日、奉げ物を持参して参拝します。