コミケ70 インタビューwith水銀


―――初めてのコミケ参戦、お疲れ様でした。

水銀 ありがとうございます。

―――総じて7時間超の熱戦でしたが、初めて参加してみての率直な感想をお聞かせください。

水銀 世界との差を実感しました。特にフィジカル面とメンタル面で。自分はまだまだです。

―――なるほど。混雑時のプレスは水銀さんでもかなりきついものがありましたか?

水銀 あれでだいぶ体力を削られました。ホント、容赦がないですね(笑)

―――それに加えてこの暑さ。ピッチ場の体感温度はさらに凄かったと思われますが、どうだったでしょう?

水銀 うーん、動き回っていたので予想していたより熱も臭いもそこまで気になりませんでした。ただ・・・

―――ただ?

水銀 密着時に他人の汗が僕の肌にベットリ付くのには流石に参りました(笑)

―――(笑) よくシャワーを浴びて洗い流してください。

水銀 そうします(爆) 


―――今日ツートップを組んだはつみ氏についてお願いします。

水銀 彼はいつもの4分の1以下の低予算に苦しみながらも、かなり奮闘していたと思います。

―――決めるべきところはしっかり決めていましたね。

水銀 僕が途中でリタイアした「Passing Rim」も確実にゲットしていました。

―――大手対策には何か2人で計画を立てていましたか?

水銀 ・・・あまり考えていませんでした。

―――厳しいことを言わせてもらいますが、同じ大手に2人で並んだのは失敗だったと思います。

水銀 仰るとおりです・・・。やはり世界レベルだと戦術一つで戦況は大きく変わってきます。

―――世界水準のプレーには我々も見ていて驚かされました。

水銀 そうですね。チーム内で細かく連絡を回す連携は素晴らしいと思いました。

―――お気に入りのサークルの配置を正確に把握するのも重要ですね。

水銀 誰もが当然のことのようにやってのけているのが脅威でした。

―――ところで、水銀さんはどちらかと言えば「あいちょこ」派ですよね?

水銀 正直そうなんですが、今回は初なのであまり1人で先走らないように心掛けました。

―――次回以降の水銀さんのフットワークに期待ですね。

水銀 今回は七尾奈留本人を見れただけで充分です。

―――ほう、感想を一言で。

水銀 穿いてない、生えてない

―――先生、怒りますよ?

水銀 ですよね。今の発言は削除しといてください。


―――はつみ氏と別れた後で単独行動に移りましたが、その辺りについて詳しく。

水銀 配布物を目当てに企業ブースを転々と回っていました。

―――1番の狙い目はやはり「TYPE-MOON」?

水銀 ええ、足が勝手に(笑) でも僕が行った頃には物販も追加パッチの配布も終わってましたよ。

―――それは残念でした。

水銀 まぁ、元から残ってるとは思ってませんでしたので。でもあの紙袋は欲しかった―

―――紙袋の代わりに何か貰えましたか?

水銀 単翼蝶への土産を含めて、団扇などを。あと、看板の写真を撮りました。

―――個人的には満足いく結果でしたか?

水銀 イリヤの格好をしたコンパニオンさんが可愛かったので悔いはありません!

―――その他の企業ブースで気になるものはありましたか?

水銀 どこも人大杉でしたが・・・『大人の萌王』は買っておきたかったです。普通に売り切れでした。

―――開場後の最初の一手で既に勝負が決まっていた、ということですか。

水銀 準備不足が否めませんね。反省材料です。


―――企業エリアまでの道にあるコスプレ広場は見ましたか?

水銀 ええ、ばっちり。何かここだけまた別のオーラが溢れる熱い空間になってましたね。 

―――その中でも特に異彩を放っていたレイヤーさんはいましたか?

水銀 コスプレ広場の案内係のスタッフが『武装錬金』のパピヨンでした。見た瞬間に漢だと思いました。


―――はつみ氏と合流後、遂に水銀さんは動き出しましたね!?

水銀 そうですね。はつみに付いて行く感じで、西から東へと会場(同人誌エリア)を巡りました。

―――ここで水銀さんは二点決められましたが、それぞれのゴール(購入物)について自分なりに振り返ってみてどうでしょう?

水銀 一点目は「わつき屋」さんの涼宮ハルヒ本です。2006年はハルヒの年といっても過言ではないでしょう。だから買いました。二次創作ではこういう[青年向け]ではないR15的なエロさが個人的にツボです。最初は少し戸惑いましたが、決めることが出来てよかったと思います。今では二冊買っておけばよかったと後悔してます。

―――良いと思ったら二冊買え、は斑目先輩からの教訓ですからね。

水銀 いつ聞いても骨身に沁みこむ名言ですね。

―――二点目はコミケ終了直前のロスタイムに決められましたが、素晴らしい反応でした。

水銀 急にボールが来たので―、とか言ってられませんからね(笑) ストライカーとしての嗅覚で脊髄反射しました。

―――こちらの本は[青年向け]のリリカルなのは本(表紙:フェイト)ですね。

水銀 はい、[青年向け]です。さっき言った事と矛盾してますが、表紙だけ見て咄嗟に決めたものなのでご配慮を願います(笑) 但しこの本、後で中をよく確認したら[ふたなり]本でした―!不意にもソチラの世界に初めて足を突っ込んでしまったもので多少ドキドキしてます。

―――ファンタジーと思えばいたって平気ですよっ。

水銀 分かりました!ファンタジーですね。ファンタジー、ファンタジー・・・

―――この二点以外にも惜しいシュート(買い物)はいくつもありましたよね?

水銀 「あとりえ雅」のなのは本は欲しかったっす。あと<小笠原祥子の憂鬱>って書かれた紙袋&団扇も。これ作ったサークルが今日のマン・オブ・ザ・マッチだと思います。


―――無事にコミケも終了し、その後の展開はどうだったでしょうか?

水銀 二次会ということでアニメイト行ってました。ぶっちゃけコミケの時よりお金を使ってしまいました(笑)

―――メガミマガジンクリエイターズVol.6』とか買ってましたね(笑)

水銀 足りないこつえー分はこれで補給します!


―――さて。来週は水樹奈々のライブに参戦する水銀さんですが、そちらはどうでしょう?

水銀 はっきり言って、自分はコミケよりこちらの方にウェイトを置いています。その為に今まで努力してきました。来週までにしっかりコンディションを整えて臨みたいです。

―――今度は水銀さんのホームですからね。期待しています。頑張ってください。

水銀 変に固くなることなく、いつもの自分で力強い声援を送りたいですね。

―――そして気が早いようですが、年末のご予定は?

水銀 今年の冬コミは12/29〜12/31と3日間ありますよね。しかも最終日は大晦日ときましたから、例年とはいろいろ過ごし方も変わってくるでしょう。今言える事は「コミケ>>>越えられない壁>>>亀田」というぐらいです。すいません。


―――残念ながらそろそろインタビュー終了のお時間のようです。

水銀 コミケレビューとあって今日は長かったですね。最後まで読んでる人は皆無でしょう。

―――では、水銀さん!最後に一言!

水銀 ご先祖様、墓参りにも行かずにこんな所に来ていた愚かな子孫をお許しください。

―――ありがとうございました!

水銀 どうも!ありがとうございましたー。