子羊たちの休暇

NDSと比較
帰宅したらやたらデカイ贈り物が届いてた。






NDSと比較2
La Vierge Marie Vous Regarde
和訳:「マリア様がみてる






何の脈絡もなく本題に移ります。


[アバン]
二年ぶりのマリみて。これほど心健やかな気持ちでアニメを見たのは久しぶりである。微笑みが止まらない。
OVAだけあって一つ一つの仕草が細かい。よく動いてる。
キャラデザの人が総作監やってるからTVシリーズとはだいぶ印象が違う顔立ち。イラストで見慣れてるから違和感はないけど、この絵で動かすのは大変そう。
原画の気合いが入ってて高校生には見えないことがあるのはご愛嬌。


[OP]
アレンジが変更された「pastel pure」。ボーカルは無し。
やっぱこの静かな旋律と、動きの少ない美麗な絵が非常に心地よい。
真の意味で、マリみて始まったな・・・(感涙)


[本編]
原作小説丸々1巻分の内容を50分でまとめるとやはりこうなってしまうか。
TV時と同じの圧縮展開はOVAでも相変わらず。
それでも、原作の雰囲気を壊さないように緩やかなテンポを保とうとする配慮は感じる。
話も原作に忠実。でもリリアンパパラッチコンビの出番カットはかなり残念だ。
あと“白い日傘”の扱いも軽いような。あれだと唯の小道具に過ぎない。
この日傘に秘められたドラマを考えれば、もっと尺を割いてもよいものかと。


そしてこちらも相変わらずのアニメオリジナルシーンのセンスに脱帽。
あのキャベツはきっと狙ってやっている!そうでなければ、あんなにたくさんのキャベツが出てくる訳がないんだ・・・!


[ED]
Chercher〜シャルシェ〜」自体は良い曲なんだけど、やっぱマリみてにはマッチしてない件について。
映像も本編の使い回しだし。
ま、アップテンポの曲に合わせて動く山百合会メンバーってのは全く想像出来ないから仕方ないか。
KOTOKOを起用したいなら、「SONATA BLUE」に緒雪が詞をつけてボーカル入れればいいのに。


[オーディオコメンタリー]
第1巻は祥子・祐巳・吉乃の3人。
声優による、毎度お馴染みのアニメの内容に関係ないお茶飲みトークが続く。
リリアンっぽい雰囲気出そうとしてのは分かるけどね。
せっかくのコメンタリーなんだから、もうちょっとアフレコ時のエピソードとかにも触れて欲しいっす、ファンとして。


[ないしょ]
壊れっぷりはいいけど、ほくそ笑むことくらいしか出来ないYO


[総括]
何かにつけて奈々奈々、フェイトフェイト言ってましたが、いつも心の拠り所はマリみてでした。
マリみては俺の青春そのものだったと言い換えても過言じゃない。
純粋培養の乙女たちが集うリリアン と 縦横無尽な野郎どもが集まる練馬監獄、
ここまで違うと、根底の部分では同じなんじゃないかと勘違いしてしまうこともあった若かりし日々。
山手線で流した涙の理由を知っているかい?


第2巻は2ヵ月後の来年1月か。隔月リリースは財布に良くても体調に悪い。