お盆の長野旅行回顧録

二日ぶりににゃっほ〜。長野県バスツアッー!旅行から帰ってきました。20時新宿到着予定が、お盆の道路混雑によって21時半にまで遅延。やっぱ東京の夜は異様に暑いわ。この空気の澱み具合が懐かしい。
格安ツアーなのでさほど珍しい所には行ってないけど、多めに写真撮ってきたのでその内の何枚かを載せつつ旅行の詳細を書いてみます。飽きられない程度のキャパで。


実は旅行レポより、道中で読了した『DDD2』の感想を書きたい衝動に襲われている。この日記のどこかに感想書いてあるのでまだ読んで無い人注意(もう遅いかw)
さらに、来年実写映画化する「ひぐらしのなく頃に」ついて文句の一つでも書いておきたい。冗談はAVだけにしてくれよ・・・。



○一日目
新宿は京王プラザホテル横の高架下。バスで地方に行くなら大抵ここが集合地点。早朝&深夜に何度ここに来たことか。今回は朝8時集合でした。
特に遅刻者もなく予定通りバスは出発。一旦発進してしまえば座ってるだけでもうやることがない。こうなったら『DDD2』を読むしかないね。車に乗りながら本読んだら普通気持ち悪くなってくるんだけど、今日も例外なく車酔い。でも続きが読みたいんで何度も休憩挟んで読み進めた。必死すぎw


―上里PA

今回の旅の同行者“ななちょも”です。今後ちょくちょく写真に紛れ込んできますが宜しく。この写真は近くにいた番犬に吠えられながら撮りました。


―長野原―
舞茸の天ぷらが美味。陶板焼きはタレを忘れられていてバターだけで食べる羽目にw


白根山山腹―

折角なのでロープウェイに。既に硫黄臭い白根山。火山だけのことはある。冬になるとここはゲレンデになるっぽいな。


白根山山頂―

湯釜に移動するマイクロバスを待ってる間に自然と戯れてた。あー癒される。この高度になると雲も霧状になって霧みたい。


―湯釜―

有名な火山湖を見に軽い登山。バスツアーの宿命か、この急勾配を30分で行って帰ってこないといけない。しんどw



エメラルドグリーンに輝く火山湖、湯釜。って、俺のカメラの腕前のせいで分かりづらいwこれは失敬w でもこれは実際に見ると神秘的な美しさだったよ。必死で登ってきた甲斐があった。なんで緑色しているか気になる人はwikiでも調べてくらはい。



ななちょももいますよ。さっきから気になってる人がいると思うけど、人前でこいつを翳しながら写真撮るのはなかなか恥ずかしいです。


―ホテル―

長野県志賀高原のホテル。部屋が6階だったので眺め良好。あー涼しい。しかしながら今日の工程は全部終わってるのでやることが無い。そうだ、DDDを読もう。



○DDD2/感想
・S.VS.S
野球の話なのだが長い。ひたすら長い。全400ページ中の300ページがこの章だったという。SVSの勝負自体が地味なので、盛り上がる場面が少ないのが余計に長く感じさせた原因か。野球描写は奈須きのこらしさが炸裂した圧倒的なものだったけど、いつものミスリードとか捻りが殆ど無く、構成も複雑じゃないので違和感あり。淡々と話を進めている感じ。命を賭けた野球バカ同士の死闘は熱いんだけど、俺が読みたいのは血肉と臓物が飛散する“殺し合い”なので、すごい面白いとは珍しく思えない話だった。


・FOMALHAUT.
日守秋星、DDDにも吸血鬼の出番がやってきました。突拍子もなく表れたり、ウザイくらいに人懐っこく絡んでくるところが真祖の姫君を想起させる。この話は、彼を絡めたDDD1の裏話といったところかな。久瀬マキとか月見里朋里と顔見知りだったわけ。日守は殺人鬼らしいけど、基本的に悪魔憑きしか殺さないところを見ると、何か裏がありそうな。“人を殺したことが無い殺人鬼”っていうのはきのこワールドのキーワードだから。
不死という彼の特性が、常に最悪の事態を想定していることによって死を寸前で回避しているという、未来予知的な能力が有り得ないけど凄い。さすが灼熱の最高速<フォウマルハウト>。とある人物を追って所在のいる街にやってきたんだけど、果たしてその人物とは誰なのか。


・Vt.in day dream.
2月14日の未明、オリガ記念病院は全壊。唯一の生存者=実行犯。D棟患者、石杖カナタは堂々と退院。少女の見た白昼夢は絶望的な現実となった。・・・DDD3へと続く。
この引きには騒然。日本どころか人類の危機だろ。巻末にあった「院内最強決定戦」の対戦表がちょっと笑える。カナタの対戦者の中に“日守”の文字があったけど、秋星と絶対関係あるよな。にしても妹ちゃん成長しまくりだ。挿絵見たときには度肝を抜かれたぜ。数十ページしかないからオマケ的な話なのかと思いきや、これがDDD2最大の引っ掛けだったのかも。



○二日目
ヒロイック・エイジ」と「瀬戸の花嫁」を見てから寝ようと決意するも、23時過ぎで力尽きたのは昨晩のこと。DDDは読了したのでジージェネをせこせこやってたわけだけど、睡魔には勝てず。


野尻湖

長野県の北部、新潟県にほど近い場所に位置する野尻湖ナウマンゾウの化石が出土したりするらしい。遊覧船に乗って一周してみました。マリンスポーツに興じる若者や釣りをするおっさんがいたりして賑やかだった。



デッキに上がってみる。風が思いのほか強くて危うく落っことすところだったw


善光寺

「遠くとも一度は詣れ善光寺「牛に引かれて善光寺参り」で有名なあの善光寺です。今年で本堂再建三百年だとか。重要文化財の三門は残念ながら修繕中。



再建三百年を祝してのお盆縁日が開かれるのは明日だってさw間が悪い。今年が記念すべき第一回になるんだけど、これは富竹の出番じゃないか?



今気づいたけど、本堂(国宝)撮り忘れたwww



善光寺の参道である仲見世通りは人大杉。「たきや」で食べた信州蕎麦は美味。この日のsolaは雲ひとつ無い青空で、暑さがリミットブレイク。どこの茶屋も混んでて避難出来ず大変だった。


旧軽井沢

世界有数の避暑地<軽井沢>の旧軽井沢地区を散策。旧軽井沢銀座通りも人大杉。でも軽井沢はやっぱ素晴らしい。真夏であることを忘れさせてくれるこの清々しさは神。犬を連れた人が多くいたんだけど、軽井沢って愛犬家の聖地か何かか?w



土産屋と食い物屋ばかりだったけど、ここで観光できそうな場所を発見。大通りから聖パウロ教会へと抜ける道がこのチャーチストリート。



パウロ教会の礼拝堂。流石に中に入る勇気はちょっと無いかも。それにしても見切れたおっさんの後頭部が気になる。



マリア様・・・、ではなくてパウロ様ですかね。制服のタイが曲がった状態で手を合わせていても、お姉さまに呼び止められることはありません。



こっちがマリア様ですね。マリア様をみてる俺。


―横川―

最後に立ち寄ったのがおぎのや横川本店。この旅行で訪れた建物で一番綺麗だったのがおぎのやでした。PAの鏡だね。



おぎのやといえば峠の釜めしだろ、常識的に考えて。人気商品だから売り切れてると思ったら、まだまだバリバリ売ってた。お盆の客増加を見越しての大量生産に助けられた。その釜めしがこの日の晩御飯だったけど、これは美味かった。ケンタの和風チキンカツサンド喰った直後でも余裕で喰えた。後のメタボリックシンドロームである。



○おしまひ
あの小川町の隣にあると思われる嵐山PAで最後の休憩を取って、新宿で解散。お盆だけあって道路の混み具合はカオス。1時間半遅れでの到着でもマシかもしれない。
滅多に旅行に行こうとしない我が家族ですので、次にどこか行くのは来年のことでしょう。今回だって俺・母・妹だけの旅行。父はいつの間にか独りで帰省してしまってたので。ジジババは病院以外外出しなそうな勢い。旅のメンツはどうでもいいので、来年は白川郷に行きたいですね。