夏の宇宙旅行、最後の到着地点

ごく一部の期待している人と、完全なる自己満足のために綴る水樹奈々ライブツアー報告レポート。
言わずもがな、今日はNANA MIZUKI LIVE UNIVERSE 2006 -summer-」ツアーファイナルの日。それはそれは何物にも代えられない楽しい時間を過ごして参りました。
いつもライブについて書く時は、奈々さんについてよく分かってない人でも読めるように会場周辺の写真貼ったり、ネタ使ったり、面白おかしいと自分では思う文章を考えるんだけど、今日はそんな小細工は出来るだけ抜きで行こうと思う。
水樹奈々信者による水樹奈々信者のための水樹奈々100%でやってやる。
心の準備が出来た人だけ続きをドーゾ。適当に読み飛ばしても良いので、結末まで付き合ってくれると嬉しいね。








  • 会場到着×座席到達編

横浜の海
午後3時50分、「パシフィコ横浜」到着。開場まで1時間切ってから来るのは初。物販は前回の野音で済ませてあるので今日は早くから来て並ぶ必要ないからね。
なので、ゆったりと海の写真とか撮ってみる。海見るのは去年のパシフィコ以来だ。オタクに海は似合わない。


国立大ホール
去年とは場所を変えて会場の「国立大ホール」を撮った。公式サイトの発表によると、今日の動員数は8,200人だとか。バースディ武道館より多いじゃん。そんなに入るのかと疑問だったけど、3階まで満員らしいから意外といけそう。
画面左に写ってる特長的な形の建物は横浜名物ランドマークタワーの近くにある例のアレ(名前分からない)。パシフィコ横浜は立地的にはそういうところにあるということで。


ホリィまたまた参上
今回も快く写真公表を快諾してくれたホリィ。最近耳にピアスを開けました。奈々デビューシングルのカップリングへのオマージュなら許す。
もう一人の同行者はつみは、出演に関しては事務所を通してもらわないと困るそうなので、次回以降の出演に。まぁ既にこの回で当ブログへは出てくれているんですが。




そんなことをしてる間に入場待ちの列が出来てましたよ、あなた。去年とは違ってもっと広い場所から入場するみたい。この1年で観客数がかなり増えたんだなぁと勝手に感動する俺であった。
中に入ってロビーでくつろぐ・・・暇もなく、最終日の今日に追加されたオマケの生写真をゲットしに結局物販へ向かうオレ。はい、また1枚CDが増えました。これで積んでる数は16枚。20枚いったら誰か褒めてくれ。


買い物の高揚感に浸りつつ座席へ。今日は2階席、前から2列目で左寄りの席。
個人的に「良席」というものはバズーカされた銀テープ・紙テープや、ステージからの“飛び道具”がゲット出来る範囲だと考えているから、今日の席はいまいち。2階にまでは飛んでこない。ただ、2列目ということもあって目の前と右隣が転落防止用の柵という、ほぼ最前列状態になっているので視界は超良好。誰にも邪魔されずにステージが眺められるので、これはこれでアリかも。


そして今日、初めて「VIP席」を生で目撃した。クオリティーだけやけに高い祭り好きの奴らのことでは当然なく、一般客とは違って奈々さんが招待した人が座る席のことね。殆どの場合、他から目立たない2階席の最前列がVIP席になる。で、今日座った場所はVIP席にすごい近かったので、そっちを気にしていたというわけ。
最初にやって来た2人組みの女性はこの場に相応しくないセレブっぽい格好。仕事の関係者かな。そして続いてやってきた数人の若い女性たち。待ってました、みんな声優です。
確認できたのは望月久代小林由美子桑谷夏子の3人。やべぇ、Pritsが全員揃った!!開演前にテンション上昇↑↑やっぱユニット組んでただけあって今でも仲良いんだなー。あと副ヘッドの福圓美里も居たらしい。残念ながらこの人は確認出来なかった。


開演までの時間潰し。いつもはセットリスト予想したり、買った物の品定めするんだけど、これは日比谷でやってしまったので、今日はすることがない。
なので来る前にアニメイトで買ってきたTYPE-MOONの『Character Material』を走り読む。この件はこの件で書くこと多々あるので感想は後日。学生時代の青崎シスターズとか男版セイバーとかが載ってる。


本を読み終わって精神統一していると、いつもの開演前の諸注意アナウンスが。ただ、いつもと違うのは喋っている人が水樹奈々であるということ。サプライズ演出に会場中が静まり返り、普段は聞き流すアナウンスをみんなじっくり聞き込む。無論、オレも同じく。
「本番直前で緊張している水樹奈々でしたー。」
の声で開演前から会場爆発。粋なことをしてくれます、ありがとうパシフィコ横浜


そのアナウンスから間もなくして、2006年夏のツアーファイナルライブが開演―!






やっと開演前までの部分が書き終わったんだけど、まだこれからセットリストに沿った詳細なライブ解説が続くんだってさ。ということはまだ全体の半分も書いてないのか((;゚Д゚)ガクガクブルブル


「おいおい、いい加減これ以上は書きすぎじゃないのか?お前に付いて来てる奴とかいねーよ」 [水銀の一般常識的部分の囁き]
うるさいうるさいうるさい!(どことなくシャナっぽく) 俺の溢れる情熱はもう抑えられないんだよ!!」 [水銀の信者的部分の囁き]

判定で後者の勝利。亀田並に微妙な判定に抗議の声が続出。
「やっすいドラマや!」byやくみつる(実は再登場)


正直、疲れてるから早く寝たいんだけど、最後までこのペースで書きますよ、書けばいいんでしょ。
では、ちゃちな横槍が入ったところで、続きをドウゾ。








  • やっとライブ開始編

1.Take a shot
2.What cheer?
3.Late Summer Tale


ライトを浴びて銀色に輝くキラキラな衣装で登場。1曲目の「Take a shot」からリウム振り回して右肩亜脱臼の恐れもなんのその。
「What cheer?」は奈々さん本人の「みんなと一緒に踊りたい!」発言を受け、ファンはフリ覚えが必修になってしまった。オレはDVD観て勉強してないので、いつも周りを見ながらなんとなく合わしてる。そんなことを何度もするうちに自然に覚えてしまったオレガイル。




MC1

奈々さん、また自分の紹介をすっかり忘れてる。かあいい〜。




4.二人のMemory
5.NAKED FEELS


コートを脱ぎ、ラメ入りバイオレットカラーのノースリーブ&超短パン姿に。衣装以上に太ももの輝きに目を奪われた奴はオレだけではないはず。
「NAKED FEELS」は階段に腰を掛けて、足組みしながら歌うからもう太ももとか太ももとか太ももが露わに。ここから(2階)だとよく見えねぇ。1階最前の連中の視覚素子をハッキングしてやりたい気分だ。




着替え〜Cherry Boys フーッ!フーッ!!


奈々さんが着替えている間にチェリーボーイズ(水樹奈々ライブ時のバックバンド)とチームヨーダ(水樹奈々ライブ時のバックダンサー)の紹介。マリエは流石に調子に乗りすぎだ(笑)




6.You have a dream

全国の皆さん!お待ちかねのメイド服です!!
一週間飲まず食わずでも、この姿を見てるだけでオレは生きていける自信がある。




MC2

着ている本人も甚くお気に入りのメイド服。今日で見納めだなんて・・・なんて悲劇なんだ。会場中からの「回れ!回れ!」コールで奈々さん、ブーン回転を連発。ステージ全体回るなんて本当にサービス精神旺盛!
hm3のカメラマン、期待しているからな!!頼むぞ!!




7.NANA色のように
8.Love Trippin'


「Love Trippin'」でちょっとしたアクシデント発生。オレの目の前をどこからからか飛んできた発光物体が通り過ぎた。よく見なくても分かる、サイリウムだ・・・!ダダダダダッダダダっていう高速でのリウム振りに握力が耐えられなかったのだろう。ライブ中にリウムふっとばすとか、なかなかの強者がオレの後方にいたものだ(笑)
勿論、ライブ進行には何の支障もなかったことは言うまでもない。




着替え
9.残光のガイア
10.リプレイマシン
11.ETERNAL BLAZE


神話に出てくる女神のような黄色い衣装を纏って奈々登場。
「残光のガイア」の「Yeeees!」,「Yeeeeah!」って部分を皆で一緒にシャウトするのはホントに最高。もう、超盛り上がる。
そして「ETERNAL BLAZE」で会場中でUO一斉発動。ビビッタ、すげぇオレンジ。UO導入には否定的な人もいるけど、オレは賛成だな。歌っている奈々さん本人も次のMCで「沢山のオレンジ(UOのこと)綺麗」って発言してたし。
今後はエタブレでのUO発動が決まりごとになるだろうな。だって神の仰られることは絶対だから。




MC3
魔法少女リリカルなのは第三期の制作決定”を発表。前から知ってたけど、ご本人様の口から聞くと更に嬉しい。またフェイトに会える!!そして、“11月に新曲を発売する”ことも発表。本人も出演するゲーム『ワイルドアームズ ザ フィフスバンガード』のテーマソングに。
新曲にゲームになのはSSと今冬は熱いぜ。




12.企画曲
会場ごとに違う曲をカバーして歌うコーナー。カバーされる曲は過去に奈々さんが出演したアニメの主題歌。
今回はナント!鋼の錬金術師』の第二期OP、L'Arc〜en〜Cielの「READY STEADY GO」!!
これにはラルク大好き水銀さんのテンションがおかしいことになりました。今日1番叫んだのはここだと思う。男性ボーカル特有の低い音程と英語詞に苦戦しながらも超カッコよく歌ってくれました!
あと、奈々ファンのみんながラルクファンがライブでやる声掛けを普通にこなしているのにはちょっと驚いた。(サビでtetsuが歌う部分をファンも一緒に歌う)「READY STEADY GO」はこの歌詞の掛け合いが好きなんだよね。ラルクのライブに行ったのは2年前のSMILEツアー@代々木が最初で最後か・・・




MC4〜振り付け講座
13.PRIMAL AFFECTION


ライブ恒例のタオルダンスの振り付け講座。日比谷でも見たから振りは簡単にマスター。振り付け講座そのものより、イタルビッチの歌声とトムくんの伴奏を楽しむのが通ってもの。




着替え〜フラメンコ調ダンス
今回の着替え中の余興はチーム・ヨーダによるフラメンコ調ダンス。いや、余興なんて言えないくらい完成度は高い。チェリーボーイズの演奏が神すぎるってこともあるけど。




14.Faith
15.Inside of mind


続く「Faith」もライブオリジナルのフラメンコ調アレンジに。奈々さんも当然ダンス踊りながら歌います。多忙なスケジュールの合間を縫ってダンスの練習もしてるんだよね。こちらとしては感激するばかりある。
「Inside of mind」もヘッドマイク付けて踊りながら歌う楽曲。ダンスの難易度が毎度上昇してるのは素人目に見ても分かる。もうこれは声優のやるライブのレベルではないよね。いちアーティストとして見て欲しい。




MC5
16.SUPER GENERATION
17-18.会場限定曲


横浜2日目の限定曲は「suddenly〜巡り合えて〜」と「POWER GATE」。
SUPER GENERATION」を始めとするこの3曲は全て立てノリで、動きの激しい曲で有名。それを休憩無しの3連チャンでやるんだから、ここで死力を尽くさないでどこで尽くすのかと。
全部ノリ切った後の爽快感と汗の量は半端じゃないぜ。




MC6
奈々さんはこのMCで涙ぐみながら全スタッフに対して感謝の言葉を述べていた、気がする。印象的なシーンなのに、MC多いからどこで言ってた裏憶えになっちゃったorz




19.星空と月と花火の下

名目上最後の曲であり、今ライブ唯一のバラードであるこの曲。やっぱ奈々さんのバラードは凄い破壊力(良い意味で)。聞き入っちゃうよ。




アンコール
20.innocent starter


アンコールのコールがさっぱり合わない。最後は少しマシになってたけど1階と2階と3階で若干ズレてる。揃わないアンコールって奈々ライブの風物詩だと考えているオレは少数派かな(笑)
しかし「innocent starter」でUO出した奴は猛省しろ。空 気 読 め 。




MC7〜シャッス!!〜Tシャツへ
21.RUSH & DASH!


奈々「面と向かっては恥ずかしいのでこの場を借りて、ライブを作ってくれたみなさん、本当にありがとうございました!」
ここで本人号泣。オレ、顔には出さないけど心の中は東南アジアの雨季状態。
「この曲をみなさんに捧げます!」
でバっとTシャツに着替えて「RUSH & DASH! 」に突入。




MC8〜かかってこーい!!!

最後のMC。ここで冬のライブ決定の報告。
日時は2007年2月12日!ちょっと早いバレンタインデーライブ!会場は待ってましたの『横浜アリーナ』!!
しかも「水樹史上最長」のライブになるということで、4時間超えのロングライブになる可能性も。奈々さん曰く、当日中には誰も家に返さないらしい(笑) これにはファン歓喜の余り大爆発。2/13はズル休みする奴が全国的に増加する模様。

その後舞台には奈々さん1人になってBGMのスパジェネをみんなと合唱。BGMを本人も一緒に合唱するのは初だったのでこれはかなり嬉しかった。やっぱライブはこういう一体感がないとっ。
最後は恒例の「かかってこーい!!!」で締め。




ダブルアンコール
22.ミラクル☆フライト


ツアーファイナルならではの「もう1回!」コールでダブルアンコールに突入。
いつもは奈々さん1人だけで出てくるんだけど、
「私一人では演奏できません」
の号令でチェリーボーイズとチームヨーダもダブルアンコールに電撃参加!全員で踊る「ミラクル☆フライト」は楽しすぎる!!PV撮影会を思い出すね。




この曲で本当にライブ終わってしまったんだけど、まだサプライズが。
ライブ終了後アナウンスが若本規夫さんときたか(爆)
音速丸的な面白いことを言うのかなと聞いてたけど、普通にジェントルメンな規夫さんで終始してました。でも笑いが止まらなかった。本当に良い先輩をもちましたね、奈々さん。




終演後、オレとホリィははつみを置き去りにして、1階にまだ散らばっている銀テープを回収しにラッシュ&ダッシュしましたとさ。めでたしめでたし。


  • あとがきで反省編

いかがでしたでしょうかっ?(1998年のデビュー前の奈々っぽく) 我ながらバカの一つ覚えで書き抜けた結果がこれだ。
読み返してみると、予備知識がないとよく分からないことのオンパレード。内容自体もいたってチラシの裏で、こんなの人に読ませて良いのかと。
でも、今日のライブはすごい頑張った。甲子園で球児たちが真紅の優勝旗を掛けて延長15回戦い抜き、それを日本中が見守っている時、僕らは喉を枯らすほどにひとりの大切な人のために声援を送っていた。中にはAice5の川崎ライブとハシゴして、奈々ライブに開演直前に特攻してきた勇者が多数いた。どおりで今日は客の入りが遅かったわけだ。
感じて欲しいのは情熱。高校球児の情熱も、我々の情熱も、ベクトルは違えども同じ“熱さ”を抱いているものではないのだろうか。日々怠惰に生きる人々よ、もう一度、何かに熱くなってみるのも良いのではないかな。

次の舞台は10/28のファンクラブイベント@よみうりランド!!でもまずは抽選に漏れないことを祈る・・・!








  • ついでのオマケ編

セットリスト

1.Take a shot
2.What cheer?
3.Late Summer Tale
MC1
4.二人のMemory
5.NAKED FEELS
着替え〜Cherry Boys フーッ!フーッ!!
6.You have a dream
MC2
7.NANA色のように
8.Love Trippin'
着替え
9.残光のガイア
10.リプレイマシン
11.ETERNAL BLAZE
MC3
※12.企画曲
MC4〜振り付け講座
13.PRIMAL AFFECTION
着替え〜フラメンコ調ダンス
14.Faith
15.Inside of mind
MC5
16.SUPER GENERATION
※17-18.会場限定曲
MC6
19.星空と月と花火の下
アンコール
20.innocent starter
MC7〜シャッス!!〜Tシャツへ
21.RUSH & DASH!
MC8〜かかってこーい!!!
※以下ファイナルのみ
ダブルアンコール
22.ミラクル☆フライト
二度目のかかってーい!!!


※企画曲
仙台:OVER SOULシャーマンキングOP1/林原めぐみ
福岡:Forever...(エレメンタルジェレイドOP/savage genius
東京:甲賀忍法帖バジリスクOP/陰陽座
愛媛:まぼろしシスタープリンセスRepureOP/can/goo
大阪:おしえてせんせいさん(瓶詰妖精OP/Bottle Fairy)くるるバージョン+くるるアカペラバージョン
愛知:オハヨウ(吉永さん家のガーゴイルOP/双葉&梨々&美森)
神奈川1:シノブ参上(ニニンがシノブ伝OP/フルコーラスにナレーションなど入れた特別Ver)
神奈川2:READY STEADY GO(鋼の錬金術師OP/L'Arc〜en〜Ciel)


※会場限定曲
仙台:suddenly〜巡り合えて〜/POWER GATE
福岡:TRANSMIGRATION/POWER GATE
東京:POWER GATE/ミラクル☆フライト
愛媛:suddenly〜巡り合えて〜/ミラクル☆フライト
大阪:POWER GATE/TRANSMIGRATION
愛知:TRANSMIGRATION/ミラクル☆フライト
神奈川1:suddenly〜巡り合えて〜/TRANSMIGRATION
神奈川2:suddenly〜巡り合えて〜/POWER GATE


※扉の呪文
仙台:開けごま
福岡:ドーン!
東京:リリカルマジカル
愛媛:パンプルピンプルパムポップン
大阪:くるりんぱっ!
愛知:行くよ、バルディッシュ
神奈川1:気分はいつもぐるぐる〜
神奈川2:貫け雷刃


扉の呪文ってのは、最後奈々さんが退場する際にステージセットの扉を開ける為に言うセリフ。全8回の内にリリカルなのはネタが3つも。奈々さんもフェイトが大好きなのですねっ!




PS.去年はこんな感じでした。
去年に若本ネタを使っていたのが今日の若本本人登場への伏線だったとは・・・(そんな訳ない)